地震保険について
所説有るようですが、地震の文字による記録で、日本史上最初の地震は416年8月22日の允恭地震(いんぎょうじしん)と日本書紀に記述されているそうです。地形による推定であればさらに数千年前から日本は地震や噴火またはこれらから発生する津波の被害を受けてきました。東日本大震災は記憶に新しく、続いて熊本、鳥取での震災で多くの被害が出ています。ここ数年間非常に短いサイクルで地震が発生しています。
気象庁の地震データなどを見てみると、2016年に関しては、震度1以上の地震はほぼ毎日観測されています。そう、ほぼ毎日日本列島は揺れていることになります。そして近い将来、かなり高い確率で南海トラフト大地震や首都直下型地震などが発生する可能性が高いとニュースなどで報道されています。
何せ、地震は地球が揺れるようなものです、巨大地震の発生時期、そのエネルギーを把握することは困難ですが、日本で巨大地震が発生すれば、その損害が非常に巨大なものになることは容易に想像ができます。
このような状況の中、地震に対する様々な対策準備が必要となります。これはたくさんあるはずですが、その一つに地震保険の検討が必要ではないでしょうか。
地震保険の誕生
昭和39年6月16日に発生した新潟県、秋田県、山形県など、日本海側を中心に9県に及ぶ被害をもたらしたマグニチュード7.5の新潟地震が発生。
建物の全半壊8600棟、津波と液状化による浸水被害は1万5298棟と建物の被害の多さが注目されました。そしてこの地震をきっかけに、昭和41年6月「地震保険に関する法律」が制定されたのです。
この地震保険、生みの親は当時の田中角栄大蔵大臣で、新潟地震の被害を目の当たりにし、「地震保険が必要だ」の発言が大きなきっかけとなり、制定されたのです。
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