火災保険の補償範囲
【火災保険の補償】破損汚損リスクについて
日常生活の中で起こりうる「うっかり事故」が補償の対象です。
部屋の模様替え中に家具をぶつけてしまい、壁やガラス戸を壊してしまった。子供が室内で遊んでいてクローゼットのドアを壊したなど。
家財では掃除中や模様替え中に誤って家具を倒して壊れてしまった。テレビのコードに引っかかり倒して破損してしまった。このような日常生活での偶発的な損害が補償の対象となります。
事故に遭遇した場合
保険金の支払いがある場合、免責(保険会社が支払いの際に差引く額)の設定があったり、家財については1回の事故での補償額が決められていたりする等の条件があります。
保険の対象となる破損汚損事故とは
対象となる事故は、機能上支障をきたす損害で、外観上の損傷または汚損は補償の対象となりませんのでご注意ください。例えば、日常生活の中でつく壁紙の汚れ、床のすり傷、習慣性の損害(ペットが爪とぎなどをして壁紙がはがれた)などは対象外です。
この補償項目はある程度自己防衛(普段気を付けることで防げる)が可能です。保険料をかけ備えをするかどうか必要性を判断いただきご検討ください。
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この記事を書いた人
久保勝裕(株式会社アイ・エフ・クリエイト 保険コンサルタント)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)