火災保険の保険期間の決め方「1年と10年どちら？」「解約するとお金は戻るか」

契約年数を何年にするか

現在火災保険の契約は基本1年契約から最長10年となります。（地震保険は最長5年です）

1年契約と10年長期、火災保険はどちらで契約する方がいいか？

契約期間は長期契約（２年～１０年）にすると、長期係数という割引率を用いるため、1年契約を毎年繰り返す場合より、トータルコストを抑えることが出来ます。ただしこの長期契約は、お支払は一括払いになるため、一時的負担が大きくなります。

また10年とはいかなくとも、ご予算に合わせ3年、5年の一時払いや契約期間を5年にして、お支払を年払にする方法などもございます。

10年契約をした、途中でやめると保険料は戻りませんか？（手数料はかかる？）

物件を売却した。新しい商品に切替えたいなど保険期間中に状況が変わることも、そのような時は途中解約も可能です。解約した場合、計算式にもとづき保険期間が経過していない分の保険料は返還されますのでご安心を、特別な手数料やペナルティ等はございません。

10年の契約期間中に全焼した、残りの保険はどうなるの？

保険期間中に万一全損事故に遭ってしまった場合は、まず保険金をお支払し、残りの期間については保険料を返還します。これは保険としての役割を果たし、全損失効により保険自体が不要となるからです。